d5100

D5100

2011年4月21日発売

希望小売価格:
オープンプライス※
JAN:
4960759127983


今回は撮影に利用している機材のレビューです。
初回として私の初の一眼レフであり頼れる相棒のNikon D5100をお送りいたします。

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私が購入したのはダブルズームキットでボディに付属で
・AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
・AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR
の2本のNikkorレンズがセットの商品でした。
当時Canon EOS kissX5とこのNikon D5100が並んでおりどちらにしようか悩みましたが

kissX5から出てくる絵は非常にコントラストが高く鮮やかに”見せる”絵で
D5100はkissX5と比べると大人しい絵ですが、ふと視線をそのまま被写体に持って行くと
目の前の光景”そのまま”ところが非常に気に入りD5100を選んだことを今でもはっきり覚えています。


では本題のレビュー

■良い点
・バリアングル液晶
この機種の最大の特徴はバリアングル液晶ですね。Nikon唯一の搭載機。
撮影にあたってバリアングル液晶の利便性は非常に高いです。
特にフィギュアをローアングルで撮る場合(床スレスレ)やハイアングルでの撮影時などに重宝します。 
・重量
ボディはエントリー機ということで防水防塵などは無い代わりに約560gと軽量です。
レンズ込でも1kg少々。モバイルノートPC1台持つ感覚に近いので外出も苦ではないです。
散歩、旅行、旅のお供に是非。
・EXPEED 2
製品の謳い文句にもある通り上位機にあたるD7000と同じEXPEED 2が搭載されています。
条件が揃えば上位機と同等の絵が出る点はコストパフォーマンス抜群です。
特に被写体が静物のフィギュアにおいてこの効果は大きいです。

■悪い点
・ライブビュー撮影
他機種ですとだいたいLV撮影時
シャッター切る→そのまま撮影
なのですがD5100の場合
シャッター切る→ミラーダウン→撮影→ミラーアップ
といった流れになっておりシャッターを切ってから撮影されるまでに体感できるレベルの遅延があります。
これは静物撮影にはまだ許せる範囲ですが動体撮影時は運任せになるレベルです。
尚、後継機のD5200ではこの問題は解消されているようなので非常に気になってますφ(。。)
・メニューボタンの少なさ
筐体には多種多様なボタンが付いておりますが、いざ使い込んでいくと物足りなくなるのですね(゚´ω`゚)
特にISO、WB、ピクチャーコントロールに関しては直接のショートカットが欲しいです(切実)
一応、本来はタイマー撮影/通常撮影切り替え用ボタンがFnキーにもなっており、他の機能を割り当てる事が可能ですが、結局のところ足りない事には変わりないです(´ω`;) 
・フォーカスポイントの数 
11点のフォーカスポイントということで購入時は全く気にしていなかったもののコレも使い込んでいくと足りないものですね(ノ∀`)
フィギュア撮影に限らず、シングルポイントフォーカスを多用する身としては、なかなかお目当ての場所にフォーカスポイントが重ならず、結果LV撮影に切り替えたりマニュアルフォーカスで詰めるシーンが多々あります。

■総評■
エントリー機の位置付け通り、これから一眼レフを始めようという方には非常に良い選択だと思います。私が良い例かと。
良くも悪くも痒いところにギリギリ手が届かないので、自分が撮影してくにあたって何が必要なのか気づかせてくれますヽ(´∀`)上位機へ移行の欲求も 
しかしながら”バリアングル液晶”コレに関してはNikon機において唯一無二かつその利便性が非常に高いのでそれ目的での購入も十分アリだと思います(* 'ω')
加えて、今後同様にレビューをしていくつもりのレンズに関してもNikonFマウントは非常に選択肢が多く、飽きが来ません。

2013/2/13現在
後継機のD5200が発売されている影響もありD5100は恐ろしく安く売っていますので、
「おっしゃ!これから一眼レフ始めたる!」というかたはぜひ買ってみてはいかがでしょうか?(o´∀`o)ノ


2013/5/8現在
と言っていたのも束の間。
気づいたら後継機のD5200もだいぶ安くなっているので、もはやどっちも有りだと思います。
というか私が欲しい。