SB-700正面

SB-700
2010年 11月 26日発売

希望小売価格:
¥44,100(税抜 ¥42,000)
JAN:
4960759026071

今回のレビュー対象はNikon純正外付けスピードライト「SB-700」をお送りします(* 'ω')ノ


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■スピードライトとは
はじめに、スピードライトってなんぞや?と私を含めて疑問に思う方もいると思いますが
早い話がスピードライトとはストロボとかフラッシュとか言われる類のものです。
※なぜにストロボではなくスピードライトと言うかというと
もともとストロボ自体がストロボリサーチ社の製品であり商標でもあるため
他社の同様の製品はその呼称は避け、スピードライトなどの名前で売られているとのこと(はてなキーワード参照) 


■”外付け”スピードライトの利用目的
スピードライトの役割は撮影における暗いシーン(屋内撮影など)
すなわち光量が足りない時に自ら光を発して明るさを稼ぐためのものです。
私の利用しているD5100やその他のカメラにも内蔵フラッシュが搭載されているものが多いので
大多数の方はこの内臓フラッシュで満足してしまうか不満を持っていても
わざわざ「外付けでスピードライトを買おう」という発想に至る方は少ないかと思います。
もしくはそれ以前に私と同じように「そもそも外付けと内蔵で何が違うのよ???」
と単純に理解してない方が圧倒的に多いのではないでしょうか? 



では早速
スピードライトが如何に重要かを見て行きたいと思います。
※なお今回は比較の主旨上画像のサイズが非常に大きいです。ご了承ください。

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■撮影環境
屋内、室内蛍光灯1灯のみ
■機材
・D5100
・AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
SB-700
■各種設定
・モード Aモード(絞り優先)
・ISO 100に固定※一部例外
・SS 1/60sに固定※一部例外
・絞り f4.5
・露出 +2.0
・WB AUTO
※加えて普段はRAWで取りますが、主旨上なるべく同条件にするためjpeg撮って出しでの比較す。
※以下、各画像をクリックすると大きい画像が開きます


内蔵フラッシュ、SB-700共に使用せず。
ISO100,SS1/3s,f4.5
頑張りましたが1/3sのSSでは手振れ不可避です。ブレブレです。
1


内蔵フラッシュ、SB-700共に使用せず。
ISO2000,SS1/60s,f4.5
SS1/60を得るためにISO2000まで上げた図。ノイズがこんにちわ
(解りやすさ重視の為ノイズリダクションOFF)
2


③  内蔵フラッシュ使用。
ISO100,SS1/60,f4.5
当然明るいですが・・・いかにもフラッシュ炊きました感が凄いです。
3


SB-700使用。直射。
ISO100,SS1/60,f4.5
眩しい!ちなみにこれでもSB-700は自動測光で出力を弱めてますが
至近距離過ぎて飛んでしまってます。直射はディフューザー等必須。
4


-----------------------------ここからがSB-700の本領発揮!-----------------------------


SB-700使用。バウンス撮影* 天井
ISO100,SS1/60,f4.5
おおお!素晴らしい!非常に自然でふんわりしてます
5


SB-700使用。バウンス撮影 天井+少し手前に角度を付けて
ISO100,SS1/60,f4.5
⑤の時は光源が真上の為前髪の影が顔に落ちていましたが
斜めにすることでより顔も明るく。
6


⑦  SB-700使用。バウンス撮影 奥から手前に光が回るように 
ISO100,SS1/60,f4.5
陰影にメリハリが付きますね。背景を明るくしたい時に◎
7
 

SB-700使用。バウンス撮影 右サイドから
ISO100,SS1/60,f4.5
光源が右になるように調整。結構好き。立体感が出ます。
8


SB-700使用。バウンス撮影 左サイドから
ISO100,SS1/60,f4.5
光源が左になるように調整。上に同じ。
9
 

*バウンス撮影とは
内蔵フラッシュとは違いSB-700のような外付けスピードライトは
ライトの角度や向きを自在に変えることが可能です(機種によって変更可能な幅に差があります)
この角度付けを利用し直接被写体に光を向けるのではなく
室内などで撮影時に一度天井などの壁に光をぶつけ、反射して返ってきた光を利用し撮影することをバウンス撮影と言います。
バウンス撮影で得られる効果としては写真を見て一目瞭然だと思いますが
直射ではなく反射を利用することで光自体が上手く拡散しフラッシュを使っても非常に自然な仕上がりになることです。

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というわけでいかがでしたでしょうか?
正直私自身これまでスピードライトを買うことに非常に疑問を持っており、
そこかしこで「とりあえず一眼買ったらスピードライト買っとけ」と囁かれる理由が
いまいちピンと来てませんでしたが、
今回自分でいざ使ってみてなるほどよ~~~~~くわかりました。
購入を悩んでいる人は今回の記事を参考に(なったらイイな)
是非もう一歩踏み込んで見ることをオススメいたします(o´∀`o)ノ

簡単にまとめると
「暗い室内撮影時でも少し絞りつつ、ISO100で固定しつつ、それでもSS1/60で撮れて且つ仕上がりは自然」
これ、文字にすると呆気無いですが実際味わうと堪らないです(*´∀`*)


■追記:SB-700を選ぶ理由(ごめんなさい、大事なことが抜けてました)
尚、今回紹介したSB-700をなぜ選んだかといえば
この機種の下位機種SB-400と違いフラッシュヘッドの角度調整の幅が天と地ほど違うということです。

SB-400: 垂直方向:上方90度~正面0度(クリック:0度、60度、75度、90度)
SB-700: 垂直方向: 上方向90°~正面~下方向7°
(クリック:下7°/ 正面/45°/60°/75°/90°)
水平方向: 左方向180°~右方向180°
(クリック:正面/30°/60°/75°/90°/120°/150°/180°)

簡単に言うとヘッドが正面から真上までしか動かないのがSB-400
撮影例:⑤と⑦が出来るけども横撮り限定。縦撮りにすると上から光が落ちてこないです。

上下左右はたまた後ろに回したりすることも出来るのがSB-700
撮影例:⑤⑥⑦⑧⑨全て出来て、横撮りだけでなく縦撮り時も対応可




確かに価格はかたや1万少々に対し3万少々と価格差が大きく、
私自身もとっても悩みましたが間違いなく費用対効果は価格差以上のものがあります。
特に(フィギュア)撮影においてここは非常に大事だと思うので、
同様に悩んでらっしゃる方は400をグッと堪えて700買うことををオススメします。

ちなみに、

SB-910という上位機種もありますがSB-700からの進化点は主に
GN値が
SB-700:28(ISO 100・m)/ 39(ISO 200・m)
SB-910:34(ISO 100・m)/48(ISO 200・m)
にアップしている点ですが、その分結構な勢いで大きく重くなるのと価格もアップするので
一長一短と言った感じです。
・持ち運びしない
・持っていくとしても多少重いの気にしない
・でっかくてもバッグもデカイから大丈夫!
・そんなことよりカバーできる明るさの範囲が大事。つまりSB-700でも足りない
な方には良いのかも。

ちなみにSB-700はリモートフラッシュ(アドバンストワイヤレスライティング)も出来るようですが
私のD5100には内蔵フラッシュがコマンダーにはなれない為、
残念ながらこのアドバンストワイヤレスライティングモードは使えないとのこと(別途SU-800があれば可能)、
ただしもう一つSU-4モードでのリモートフラッシュは可能ということなので機会があればじっくり試してみたいと思います。


ではまた(* 'ω')ノ