Nikon AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR
2010年 9月 2日発売
希望小売価格:¥50,400(税抜 ¥48,000)
JAN:4960759026255
撮影機材レビュー
第4回
の中のレンズレビュー第2号はこちら
「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」
です。
■簡易紹介
私の購入したD5100ダブルズームキットに付属していたキットレンズの一角part2。
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(以下18-55)が標準域とすれば
望遠域となる焦点距離55mm~300mmをカバーするNikon純正望遠ズームレンズです。
18-55同様に、DX(APS-C)機専用設計のため望遠300mmな点を考慮すると比較的軽量な部類。
18-55と状況によって付け替えることで18mm~300mmまでの幅広い画角をカバー出来るので
自分はどの画角をよく使うのか知るのに非常に良い組み合わせだと思います(o'∀'人)
▼以下Nikon公式説明文▼
超望遠撮影が手軽に楽しめる、コンパクトな超望遠ズームレンズ
焦点距離300mmまでの画角範囲をカバーする5.5倍の超望遠ズームレンズです。
高屈折(HRI)レンズの採用で、
絞り開放から画面全域にわたるコントラストの高い鮮鋭な描写とともに小型・軽量化を実現。
高いブレ軽減効果を発揮するVR機構(手ブレ補正効果3.0段※)も搭載しており、
手軽に超望遠撮影が楽しめます。
※ CIPA 規格準拠。ただし、FX フォーマット対応レンズはFX フォーマットデジタル一眼レフ使用時、DX レンズはDX フォーマットデジタル一眼レフ使用時。ズームレンズは最も望遠側で測定。
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では早速試してみましょう(*´ー`)ノ
レンズレビュー時の取り決め事は以下の通り。
■撮影対象
・「コトブキヤ シャイニング・ハーツ 王女殿下の料理番 ローナ」
■撮影環境
・室内
・ガラスケース内
・正面のガラスは開けて撮影=遮蔽物無し
・室内蛍光灯1灯+ケース上照明2灯
・スピードライト及び内蔵フラッシュは使用せず
・三脚とレリーズケーブル使用
■撮影シーン
・ワイド端とテレ端
・全体が入る構図
・最も寄れるところまで寄ったもの
の2パターンを撮影。いずれも右目に対しピントを合わせます。
(フォーカスポイント:全体図は中央上,寄りは中央)
■撮影設定(D5100内部設定)
・RAW
・撮影モード:絞り優先(Aモード)
・ホワイトバランス:AUTO
・ISO100
・露出±0
・MF
・マルチパターン測光
・フラッシュ:OFF
・アクティブDライティング:OFF
・長秒時ノイズ低減:OFF
・高感度ノイズ低減:OFF
の状態で絞り開放からf8まで1段ずつ絞って撮影。
■現像
・撮影したものはLightroomにてJPEGに現像
■現像設定
・RAW→JPEG(解像度はそのまま)
・sRGB
・圧縮品質100
・当たり前ですが現像時はJPEG化するのみで上記以外全て弄らない
■その他特記事項
Q,なぜf/8までなのか?
A,レンズは通常f/8時が性能のピークになるように設計されているため
*先に謝っておきます
三脚が思いっきり斜めっていたため前回以上に右下がりの絵になっています。
ただし記事の趣旨上修正はしませんのでご了承ください。
-----------
-----------
■55mm全体
f/5.6
f/6.3
f/7.1
f/8
*まずはじめにこのレンズ(当たり前といえば当たり前ですが)
18-55とはだいぶ違い最短焦点距離がとても長いです。
ですので、写真の通り55mm時はどうしても被写体が遠くなり、
大きく写すことが出来ません。
シャープネスも18-55の方が全体的に良く、55mm時、300mm時、共に
通常のフィギュア撮影には向いていないと無いというのが正直なところです。
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■300mm最短焦点距離
f/5.6
f/6.3
f/7.1
f/8
*最短焦点距離まで近づき300mmで撮影した図。
寄れる程度としては18-55未満ですが、300mmの画角の特権として
背景の小物がほぼ写り込まず被写体のみ強調される点と、
ボケの綺麗さ、滑らかさは18-55とはまた違った良さがあります。
---------------------------------------------------------------------
■総評
ワイド端(55mm) 2
テレ端(300mm) 2
フォーカススピード 2
重さ(携帯性) 3
率直に言えばフィギュア撮影向きでは無いレンズですが、
イベント等に行った際は(私は行ったことがないので憶測で申し訳ありませんが)
展示に近づけない状態などでのクローズアップ撮影に真価を発揮すると思われます。
ただしこのレンズ、
フォーカススピードが非常に遅く、且つオートフォーカスがとっても迷いやすいです。
1発でピシッ!と決めてくれることが正直少ない為、
撮影シーンによってはシャッターチャンスを逃すこともしばしば。
なので状況によって余りにも迷う場合は、
ある程度マニュアルでフォーカスを合わせた後、
詰めにオートフォーカスなんて使い方をすると合焦率が上がる気がします。
とマイナスポイントがどうしても目立ちますが
・安価で
・VR(手ぶれ補正機構)の効きが良く
・ボケが綺麗で
・望遠レンズとしては軽量
という点は事実なので
そんなにお金はかけずにとりあえず望遠1本持っておきたい&動きの速い物を撮るわけじゃない
って方はオススメです(。・∀・)ノ
ではまた(* 'ω')ノ
第4回
の中のレンズレビュー第2号はこちら
「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」
です。
■簡易紹介
私の購入したD5100ダブルズームキットに付属していたキットレンズの一角part2。
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(以下18-55)が標準域とすれば
望遠域となる焦点距離55mm~300mmをカバーするNikon純正望遠ズームレンズです。
18-55同様に、DX(APS-C)機専用設計のため望遠300mmな点を考慮すると比較的軽量な部類。
18-55と状況によって付け替えることで18mm~300mmまでの幅広い画角をカバー出来るので
自分はどの画角をよく使うのか知るのに非常に良い組み合わせだと思います(o'∀'人)
▼以下Nikon公式説明文▼
超望遠撮影が手軽に楽しめる、コンパクトな超望遠ズームレンズ
焦点距離300mmまでの画角範囲をカバーする5.5倍の超望遠ズームレンズです。
高屈折(HRI)レンズの採用で、
絞り開放から画面全域にわたるコントラストの高い鮮鋭な描写とともに小型・軽量化を実現。
高いブレ軽減効果を発揮するVR機構(手ブレ補正効果3.0段※)も搭載しており、
手軽に超望遠撮影が楽しめます。
※ CIPA 規格準拠。ただし、FX フォーマット対応レンズはFX フォーマットデジタル一眼レフ使用時、DX レンズはDX フォーマットデジタル一眼レフ使用時。ズームレンズは最も望遠側で測定。
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では早速試してみましょう(*´ー`)ノ
レンズレビュー時の取り決め事は以下の通り。
■撮影対象
・「コトブキヤ シャイニング・ハーツ 王女殿下の料理番 ローナ」
■撮影環境
・室内
・ガラスケース内
・正面のガラスは開けて撮影=遮蔽物無し
・室内蛍光灯1灯+ケース上照明2灯
・スピードライト及び内蔵フラッシュは使用せず
・三脚とレリーズケーブル使用
■撮影シーン
・ワイド端とテレ端
・全体が入る構図
・最も寄れるところまで寄ったもの
の2パターンを撮影。いずれも右目に対しピントを合わせます。
(フォーカスポイント:全体図は中央上,寄りは中央)
■撮影設定(D5100内部設定)
・RAW
・撮影モード:絞り優先(Aモード)
・ホワイトバランス:AUTO
・ISO100
・露出±0
・MF
・マルチパターン測光
・フラッシュ:OFF
・アクティブDライティング:OFF
・長秒時ノイズ低減:OFF
・高感度ノイズ低減:OFF
の状態で絞り開放からf8まで1段ずつ絞って撮影。
■現像
・撮影したものはLightroomにてJPEGに現像
■現像設定
・RAW→JPEG(解像度はそのまま)
・sRGB
・圧縮品質100
・当たり前ですが現像時はJPEG化するのみで上記以外全て弄らない
■その他特記事項
Q,なぜf/8までなのか?
A,レンズは通常f/8時が性能のピークになるように設計されているため
*先に謝っておきます
三脚が思いっきり斜めっていたため前回以上に右下がりの絵になっています。
ただし記事の趣旨上修正はしませんのでご了承ください。
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■55mm全体
f/5.6
f/6.3
f/7.1
f/8
*まずはじめにこのレンズ(当たり前といえば当たり前ですが)
18-55とはだいぶ違い最短焦点距離がとても長いです。
ですので、写真の通り55mm時はどうしても被写体が遠くなり、
大きく写すことが出来ません。
シャープネスも18-55の方が全体的に良く、55mm時、300mm時、共に
通常のフィギュア撮影には向いていないと無いというのが正直なところです。
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■300mm最短焦点距離
f/5.6
f/6.3
f/7.1
f/8
*最短焦点距離まで近づき300mmで撮影した図。
寄れる程度としては18-55未満ですが、300mmの画角の特権として
背景の小物がほぼ写り込まず被写体のみ強調される点と、
ボケの綺麗さ、滑らかさは18-55とはまた違った良さがあります。
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■総評
ワイド端(55mm) 2
テレ端(300mm) 2
フォーカススピード 2
重さ(携帯性) 3
率直に言えばフィギュア撮影向きでは無いレンズですが、
イベント等に行った際は(私は行ったことがないので憶測で申し訳ありませんが)
展示に近づけない状態などでのクローズアップ撮影に真価を発揮すると思われます。
ただしこのレンズ、
フォーカススピードが非常に遅く、且つオートフォーカスがとっても迷いやすいです。
1発でピシッ!と決めてくれることが正直少ない為、
撮影シーンによってはシャッターチャンスを逃すこともしばしば。
なので状況によって余りにも迷う場合は、
ある程度マニュアルでフォーカスを合わせた後、
詰めにオートフォーカスなんて使い方をすると合焦率が上がる気がします。
とマイナスポイントがどうしても目立ちますが
・安価で
・VR(手ぶれ補正機構)の効きが良く
・ボケが綺麗で
・望遠レンズとしては軽量
という点は事実なので
そんなにお金はかけずにとりあえず望遠1本持っておきたい&動きの速い物を撮るわけじゃない
って方はオススメです(。・∀・)ノ
ではまた(* 'ω')ノ